蔑まれた少年の下剋上『暴食のベルセルク』つまらないと言われる理由と魅力を徹底解説

 
『暴食のベルセルク』は、スキルの優劣が絶対の世界で、常に空腹を抱える外れスキル《暴食》を持ち、惨めな暮らしを送っていた主人公が、《暴食》の本当の力を知ったことで人生が豹変して行く物語です。

元は「小説家になろう」で連載されていた作品ですが、“異世界転生”をしないファンタジーと言った点が他のなろう系には観られない特徴になっています。

2023年10月には、アニメとしても放送されましたが、『暴食のベルセルク』のどのような要素が面白いと感じるのか?その一方でつまらないと言われる理由は何なのか?について紹介して行きます。

これから読む、あるいは観ようと考えている方も、基本的にネタバレ抜きで紹介しているので、参考になればと思います。

・視聴や読書を考えている。
・つまらないと言われる理由や魅力を知りたい
・自分に合っている作品なのか確かめたい。
・最低限のネタバレで作品の全容を知りたい。

結論を先に述べると『暴食のベルセルク』の魅力とつまらないと言われる理由は以下の通りです。

物語の魅力

  1. 厨二心くすぐる能力
  2. 成り上がり
  3. テンポ良く進む

つまらないと言われている理由

  1. 作画が怪しい
  2. ありきたりな展開
  3. 俺TUEEE系

具体的な理由に関しては、下記で紹介しています。

ここからは、基本情報➡あらすじ➡物語の魅力➡つまらないと言われている理由の順番で紹介して行きます。

『暴食のベルセルク』について詳しく知らない方は順に読んで行くと理解しやすいように構成されているためオススメですが、気になる所を目次から飛ぶことも可能です。

『暴食のベルセルク』とは

『暴食のベルセルク』は、小説家の一色一凛さんによって描かれたライトノベルです。

2017年1月に小説投稿サイト「小説家になろう」により連載が始まり、現在ではKADOKAWAが運営する小説投稿サイト「カクヨム」で連載中の作品です。

※「小説家になろう」からは削除されています。

アニメが放送された2023年10月時点で累計発行部数150万部を突破した作品であり、小説としてだけではなくコミカライズ版として書籍化されています。

アニメから観始める方も多いと思いますが、『暴食のベルセルク』のアニメーション制作を担当するのは「A・C・G・T」です。

「A・C・G・T」は、「キノの旅」、「オリエント」、「フリージング」などを制作しています。

『暴食のベルセルク』の作画に関しては、賛否両論の感想に分かれていますが、後に詳しく紹介させて頂きます。

『暴食のベルセルク』あらすじ

世界には持つ者と持たざる者が存在する。

それを分けるのは神から授かる特別な力(スキル)。

強力なスキル保持者は魔物を倒しレベルアップして成功者となり、そうでない者は負け犬となる。

フェイト・グラファイトも負け犬のうちの1人だった。

レベルが1から上がらない低ステータスの上に常に腹が減り続けるだけの不遇スキル《暴食》を持つフェイトは、無能と蔑まれる最底辺の生活をかれこれ5年送っていた。

そんなある日、城に侵入しようとする盗賊を仕留めたことで、《暴食》の真の効果を知る。

無能と蔑まれた少年の下克上が今始まる。

『暴食のベルセルク』のここが面白い!

魅力①:厨二心くすぐる能力

主人公の持つスキル《暴食》は、レベルが上がらず腹が減り続ける外れスキルとされていましたが、盗賊を仕留めたことで《暴食》の真の効果を知ります。

その真の効果とは、殺した相手のスキルやステータス奪うことが出来る能力です。

外れだと思っていたスキルが実は最強のチート能力だった、という始まりですが、強いだけではなくデメリットも存在する所がこの作品を盛り上げてくれる要素になっています。

《暴食》の真の効果を知った主人公ですが、ご飯を食べても腹が減り続け、空腹に対する衝動が日に日に増していく体になって行きます。

それもそのはず、《暴食》による空腹は普通の食事からではなく、魂を喰らうことで満たされるものでした。

今まで誰も殺したことがないフェイトは空腹を抑えることが出来ましたが、盗賊を殺し、魂の味を知ってしまったことで、定期的に魂を喰らい続けらければ餓死するか自我を失い暴走する化け物に豹変してしまいます。

外れスキルを持つことで蔑まれていた少年が、スキルの真の効果を知ったことで下剋上が始まり、過酷な運命の始まりでもあった。というただ単に力を得るだけではなく代償がいる設定が厨二心をくすぐられる能力になっています。

魅力②:成り上がり

《暴食》の真の力を知ったフェイトは、魂を喰らい続けなければならない過酷な命運を負いますが、最強の能力を得ていることに変わりありません。

これまで蔑まれてきた主人公が、自分に酷い扱いをしてきた人を見返したり悪人を倒すことで得られる爽快感は成り上がり系でしか味わえない特徴です。

ですが、フェイトは5年間虐げられてきたにも関わらず、力を得ても優しさを忘れることはありません。

その一面がカッコいい所ではありますが、成り上がり系の主人公としては、強い復讐心や憎悪を抱えれば抱えるほど、晴らした時の爽快感があるため、そういった主人公を望む方もいるようです。

しかし、フェイトは意思を持つ黒剣グリードと出会い、盗賊から奪った《読心》スキルを使って会話することが出来ますが、グリードは優しいフェイトとは正反対の口の悪さが成り上がりに欠ける部分を補っています。

魅力③:テンポ良く進む

『暴食のベルセルク』は、衝撃的な始まり方に惹きつけられる方も多くいますが、進むに連れて展開が盛り上がるヒートアップ作品です。

そして、当然ながら戦闘シーンもありますが、長ったらしいバトル描写ではなく、サクッと終わらせるので、次々とテンポ良く読み進めることが出来ます。

ですが、アニメを観ている方の中にはテンポが悪いと感じる方も観られました。

私もアニメを観ましたが、原作を忠実に制作されている点に関しては素晴らしいですが、テンポは少し遅めでした。

そのため、サクサク観たい方には、アニメよりも原作小説や原作漫画がオススメです。

『暴食のベルセルク』つまらないと言われる理由

つまらない理由①:作画が怪しい

前述でも少し触れたましたが、『暴食のベルセルク』の作画に関しては賛否両論の感想に分かれています。

「戦闘シーンの作画が好き」「キャラクターデザイン可愛い」などの作画に関して肯定的な感想もありましたが、進むに連れて作画が荒くなってしまい、否定的な感想が目立っていました。

作画崩壊というほど、作画が乱れている訳ではありませんが、作画を第一にアニメを観たい方には少し抵抗があるかも知れません。

アニメの視聴を考えている方は、下記の記事で観る事が可能な配信サービス・おすすめのサブスクリプション・無料でアニメを観る方法を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。

【2023年秋アニメ】視聴可能な動画配信サービスとおすすめサブスクを徹底比較!

つまらない理由②:ありきたりな展開

弱者である主人公が強くなって行く展開は、良く言えば王道展開ですが、悪く言ってしまうとありきたりです。

最強スキルにデメリットが存在する設定は、他のなろう系作品にはあまり観られない発想ですが、それ以外の話の展開には、どこかで観たことがあるように感じてしまい、目新しさを感じない方もいるようです。

サクサク進むテンポ感が魅力でもありますが、多くの伏線が貼られたストーリーとは異なり、シンプルなストーリーになっているので、ストーリーが薄いと感じてしまう方も観られました。

つまらない理由③:俺TUEEE系

相手を圧倒的な能力でねじ伏せる主人公最強の物語を「俺TUEEE系」と呼ばれ、なろう作品で良く観られる展開です。

「俺TUEEE系」が世間一般に知られる前は、評価される作品も多かったですが、チート能力で成り上がる作品がありふれている現在では、盛り上がりに欠けると感じる方も多くいます。

そのため、一般的な「俺TUEEE系」にはないオリジナリティを出す必要があります。

私個人的には、オリジナリティが出せている作品だと感じていますが、人によっては合わない方もいるようです。

まとめ

今回は、2023年10月から放送されたアニメ『暴食のベルセルク』について、どのような内容なのか?つまらないと言われる理由と物語の魅力について、紹介させて頂きました。

『暴食のベルセルク』の魅力は以下の3つです。

・厨二心くすぐる能力
・成り上がり
・テンポ良く進む

一方、つまらないと言われる理由は以下の3つでした。

・作画が怪しい
・ありきたりな展開
・俺TUEEE系

内容に深くかかわってくるネタバレを避けたため、大雑把な説明になっていた所もあるかもしれませんが、いかがだったでしょうか?

以上のことをまとめると『暴食のベルセルク』は、厨二心くすぐる能力と蔑まれていた少年が成り上げって行く過程が魅力的な作品です。

伏線で散りばめられたストーリーや弱者が成り上がる俺TUEEE系が好きではない方には、あまりオススメは出来ないですが、最強の能力でありながらデメリットが存在することが面白いので、気になった方は是非観て欲しい作品となっています。

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