『私の推しは悪役令嬢。』つまらないと言われる理由と魅力を徹底解説

©いのり。・愛中出版・一迅社/わたおし製作委員会
 
メイト先生
この物語は、乙女ゲームの悪役令嬢(クレア=フランソワ)が大好きなOL女性が、乙女ゲームの主人公(レイ=テイラー)として転生し、クレアのバッドエンドを避けるために奮闘するお話です。

悪役令嬢系の作品であり、「乙女ゲームプレイ中に転生」「バッドエンドを回避する事が目的」と言った点では、よくある展開です。

しかし、内容自体は悪役令嬢系の常識を覆す設定が組み込まれ、ジャンルは百合要素が当てはまる作品です。

今回は、『私の推しは悪役令嬢。』が、つまらないと言われる理由と物語の魅力について紹介します。

『私の推しは悪役令嬢。』の魅力をわかりやすく・ネタバレなしに紹介していくので、ぜひ最後まで観ていただけたらなと思います。

・視聴や読書を考えている。
・つまらないと言われる理由や魅力を知りたい
・自分に合っている作品なのか確かめたい。
・最低限のネタバレで作品の全容を知りたい。

結論を先に述べると、『私の推しは悪役令嬢。』の魅力とつまらないと言われる理由は以下の通りです。

物語の魅力

  1. 悪役令嬢系の常識を覆す設定
  2. レイがぶっ飛んでいる
  3. クレア様が可愛い
  4. 作り込まれた世界観

つまらないと言われている理由

  1. 主人公が気持ち悪い
  2. 百合要素が少ない

具体的な理由に関しては、下記で紹介しています。

ここからは、基本情報➡あらすじ➡物語の魅力➡つまらないと言われている理由の順番で紹介して行きます。

『私の推しは悪役令嬢。』について詳しく知らない方は順に読んで行くと理解しやすいように構成されているためオススメですが、気になる所を目次から飛ぶことも可能です。

『私の推しは悪役令嬢。』とは?

『私の推しは悪役令嬢。』は、小説家のいのり。さんによって描かれた百合ライトノベルです。

略称は「わた推し」で、元々は小説投稿サイト「小説家になろう」により連載されていましたが、既に完結済みの作品です。

現在では、一迅社が出版している一迅社ノベルズと百合姫コミックスにより小説・漫画ともに刊行されています。(2023年9月時点)

2023年10月にはアニメ化も始まり、アニメーション制作を担当するのは「プラチナビジョン」です。

「プラチナビジョン」は、「この音とまれ!」、「怪病医ラムネ」、「殺し愛」などを手掛けており、2016年に設立した制作会社です。

アニメに対する作画の評価は、高くも低くもない微妙なラインの感想が多く、『私の推しは悪役令嬢。』の作画でも、似たような感想が多かったです。

アニメを視聴予定の方は、作画が気に入らずに1話で切ってしまう方もいるかもしれませんが、作者曰く3話まで観て欲しいと呟かれていました。

『私の推しは悪役令嬢。』あらすじ

中小企業に勤めていた大橋 零(おおはし れい)は、ブラックな残業を終え、唯一の娯楽であるゲームをプレイしていた所、過労死で死んでしまう。

気が付くと目の前にいたのは、大好きな乙女ゲーム「Revolution」における主人公のライバルであり、主人公を虐めて最後には逆転される悪役令嬢クレア=フランソワだった。

そして、大橋 零(おおはし れい)は乙女ゲームの主人公レイ=テイラーの姿になっていた。

王立学院を舞台に3人の王子様との恋を楽しむ乙女ゲームの世界に転生したが、王子様に興味はなく、彼女が最も推しているのはクレア=フランソワ

レイを学園から追放するために嫌がらせを繰り返すクレアだが、何をされても好意的に捉えてしまうレイには通用せず、逆に振り回されるクレア

ゲームの知識とクレアに対しての狂気的愛からクレアを救い、お近づきになることができるのか!?

 

悪役令嬢系の作品は、自身が悪役令嬢になってゲームの知識を活かしてバッドエンドを回避する流れが主流です。

しかしこの作品の特徴は、乙女ゲームの悪役令嬢としてではなく、主人公として転生します。

この要素が物語を大きく盛り上がていますが、詳しくは魅力で紹介して行きます。

『私の推しは悪役令嬢。』のここが面白い!

魅力①:悪役令嬢系の常識を覆す設定

『私の推しは悪役令嬢。』は、異世界転生&悪役令嬢もので王道展開のように感じるかも知れませんが、実際は悪役令嬢ではなく乙女ゲームの主人公に転生して悪役令嬢を救う百合作品です。

転生して悪役令嬢になり、ゲームの知識を使ってバッドエンドを避ける流れは悪役令嬢ものによくある流れですが、まさかの主人公に転生します。

そして、百合でしか描くことの出来ないストーリーになっている点も特徴的です。

通常であれば、乙女ゲームの主人公に転生した場合、悪役令嬢のように破滅する未来が訪れる事もなく簡単にハッピーエンドを迎えることが出来ます。

しかし、この作品の主人公は、悪役令嬢の事が大好きであるため、悪役令嬢に様々な嫌がらせをされますが、嫌いになることはなく、主人公として転生した事と百合としての要素が上手く組み込まれています。

百合としての要素も、ガチガチよりかは控え目の百合です。

魅力②:レイがぶっ飛んでいる

本作の主人公OLが転生した乙女ゲームの主人公レイ=テイラーは、悪役令嬢のクレアに学園から追い出そうと嫌がらせを受けますが、いじわるされるたびに喜ぶヤバいキャラクターです。

何をされても嫌がらせと捉えない超ポジティブ思考であり、机に置かれた花瓶の花をプレゼントと捉えて押し花にしたり、教科書を隠されても、密着して授業を受けたいと捉え、お近づきになろうとします。

拒絶されても、罵られても動じない姿は観ていて気持ち良く、虐められた時の反応も最高です。

生前では、同人誌を描くために設定資料を読み込んだ事もあり、本人曰く「開発スタッフより詳しい自信がある」そうです。

レイ=テイラーは、クレアに対して気持ちをぶつけ続けるかなりはっちゃけたキャラクターですが、時より見せる表の姿とはかけ離れた一面も持っており、ここを知って行く内にキャラクターの印象が変わっていくと思います。

魅力③:クレア様が可愛い

通常なら悪役令嬢という存在は、誰からも嫌われるキャラクターだと思います。

悪役令嬢に転生したならまだしも、悪役令嬢ではなく主人公として転生したこの作品では、悪役令嬢が変わらず虐めてきます。

そんなキャラクターを好きになれるのか疑問を抱いてしまいますが、レイ同様に中身を知れば好きになってしまうキャラクターになっています。

レイは悪役令嬢クレア=フランソワに対して、廊下で突き飛ばしても転んで安全な場所、教科書を隠しても捨てはしないと、虐めても決して一線を越えず、

無駄にプライドが高く、傷つきやすいのを隠すために威嚇する仕草から感じる人間らしさが憎めなくて可愛くてたまらないと語っているように、やっていることは悪役令嬢ですが、嫌いになれない悪役令嬢です。

そんな好意を寄せてくるレイに対して、クレアは照れる訳でも何でもなく、ただ単にガチでドン引きしています。

ドン引きばかりで、中々デレてくれないからこそ、デレた時の可愛さが際立っている所も魅力的なキャラクターです。

魅力④:作り込まれた世界観

ここまでの流れを振り返ると、この物語は、乙女ゲームの悪役令嬢が大好きな女性が主人公として転生し、悪役令嬢から嫌がらせを受けながらも次第に仲良くなっていく学園百合コメディです。

ですが、この部分はあくまで最初の段階であり、「嫌がらせ➡喜ぶ➡ドン引き」の展開が永遠に続くわけではなく、物語は次第に壮大になって行きます。

具体的に述べてしまうとネタバレになってしまうので、ザックリとした説明にはなってしまいますが、読み進めていくとジェンダー問題や国同士の争いに関しての多くの社会的問題に触れる事になります。

国や要人の立場、人物・背景などの世界観や設定が詳細に描かれ、最終的には世界の真実にまで辿り着くほど作り込まれています。

『私の推しは悪役令嬢。』つまらないと言われる理由

つまらない理由①:主人公が気持ち悪い

つまらないと感じている中でも、比較的多く観られた感想は、主人公の性格に関してでした。

主人公のレイ=テイラーは、上記でも紹介した通り悪役令嬢のクレア=フランソワが大好きなキャラクターです。

そこは問題ないようですが、クレアに対して取る行動がストーカーと言っても過言ではない立ち振る舞いをしており、「怖い」「気味悪い」「気持ち悪い」と感じてしまう方もいるようです。

クレアは詰め寄ってくるレイに対してドン引きしていますが、嫌がっているのを分かっていながらしつこく詰め寄る姿に好感が持てない方も観られました。

このはっちゃけた性格があることで、物語を大きく盛り上げているのは確かで、合う合わないは人によって異なってしまいますが、最初だけではレイの性格が分からないと思うので、読み進めるうちに好きになる方もいると思います。

つまらない理由②:百合要素が少ない

この作品のジャンルとしては、悪役令嬢系、異世界転生の他に百合も含まれています。

魅力①でも紹介した通り、百合でしか描けないストーリーが特徴的な部分ではありますが、百合要素が少ないと感じる方もいるようです。

『私の推しは悪役令嬢。』は、「小説家になろう」が原作ですが、漫画版は一迅社が発行する女性同士の恋愛を題材にした漫画雑誌「コミック百合姫」に連載されたのが始まりでした。

ですが、他の百合作品と比べても、百合展開があまり訪れないため、百合系の作品が好きな方には少し物足りなくなっているようでした。

百合が控え目なこともあり、男女問わず幅広い方にオススメ出来る作品ですが、ガチガチの百合をメインに求める方にはあまりオススメ出来ない内容になっています。

まとめ

今回は、2023年10月から放送されたアニメ『私の推しは悪役令嬢。』について、どのような内容なのか?つまらないと言われる理由と物語の魅力について、紹介させて頂きました。

『私の推しは悪役令嬢。』の魅力は以下の4つです。

・悪役令嬢系の常識を覆す設定
・レイがぶっ飛んでいる
・クレア様が可愛い
・作り込まれた世界観

一方、つまらないと言われる理由は以下の2つでした。

・主人公が気持ち悪い
・百合要素が少ない

内容に深くかかわってくるネタバレを避けたため、大雑把な説明になっていた所もあるかもしれませんが、いかがだったでしょうか?

以上のことをまとめるとこの作品は、悪役令嬢系×百合でしか得られない要素が詰まった悪役令嬢系の常識を覆す設定と詳細に作り込まれた世界観が特徴的な物語です。

主人公を好きになれない方や百合要素をメインとして楽しみたい方にはあまりオススメ出来ないですが、作者曰く3話まで観て欲しいと語っているように、そこまで観て自分に当てはまっているのか確かめて観てはいかがでしょうか?

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