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『神無き世界のカミサマ活動』つまらないと言われる理由と魅力をネタバレなしに徹底解説

©2023 朱白あおい,半月板損傷/ヒーローズ/カミカツ製作委員会

 2023年4月から、春アニメとして『神無き世界のカミサマ活動』が放送開始されました。

 
メイト先生
この物語は、教団の教祖をしている親父が原因で死亡した卜部 征人(うらべ ゆきと)が、スピリチュアルな概念が存在しない世界に転生した後の様子を描いた異世界ファンタジーです。

アニメ化により一気に知名度が上がり、気になる方も多いと思います。

しかし、SNSでは「CGが酷い」「低予算で製作されている」などの声もあり視聴をためらっている方も多いのではないでしょうか?

今回は、『神無き世界のカミサマ活動』の視聴を考えている方に向けて、つまらないと言われる理由と、この物語の魅力を最小限のネタバレに留めた上で紹介します。

結論だけ知りたい方のために、つまらないと言われる理由と、この物語の魅力を先に紹介すると以下の通りです。

つまらないと言われる理由

  1. 雑CG・雑コラが使われている
  2. 低予算で制作されている
  3. 展開が早い

物語の魅力

  1. 低予算であるながら工夫して作られている
  2. シリアス展開
  3. 入り乱れるギャグ・シリアス・色気
  4. 個性豊かなキャラクター

具体的な理由に関しては、下記で紹介しています。

さっそく紹介して行きたいところですが、紹介する前に『神無き世界のカミサマ活動』について簡単に知ってもらうため、前提知識とあらすじについて紹介します。

『神無き世界のカミサマ活動』とは?

『神無き世界のカミサマ活動』は、原作:朱白あおい・作画:半月板損傷により描かれた異世界ファンタジーです。

異世界転生のワードが用いられる事から、なろう系作品と間違われることもありますが、原作は漫画作品となっています。

青年漫画雑誌を取り扱う「月刊ヒーローズ」にて、2019年6月号より連載が始まり、現在では「わいるどヒーローズ」により連載が続いています。

インターネットで『神無き世界のカミサマ活動』を検索すると、「打ち切り」というワードが出て来ますが、今のところ打ち切りの話はないのでご安心ください。

そんな『神無き世界のカミサマ活動』は、2022年4月にTVアニメ化が決定し、アニメーション制作はstudioぱれっとが担当します。

studioぱれっとは、2018年2月に設立された割と新し目の製作会社であり、主に制作協力や共同制作を生業としてきましたが、今回が初めての単独で制作するアニメになります。

作画に関しては、前述で、SNSでは「CGが酷い」「低予算で製作されている」と声があがっている、と記述した事から不安に感じるかもしれません。

ですが実際では、詳しくは後に紹介しますが、作画に関してはかなり評価されています。

それでは、もう少し詳しく知るために『神無き世界のカミサマ活動』はどういった内容のアニメなのか?についてあらすじを紹介させて頂きます。

『神無き世界のカミサマ活動』あらすじ

「これより我が息子は「産霊(むすび)の儀」に入る、三日間水中に沈められ、死を乗り越え、教団の新たなる指導者となるであろう!」

見るからにヤバそうな教団の教祖を親父に持つ卜部 征人(うらべ ゆきと)は、子供の頃から理不尽な目にあってきたが、それもついに終わりを迎えようとしていた。

水中に沈められ、死の間際に見ると言われる走馬灯でさえ、ろくな走馬灯がない今までの人生にウンザリするユキト

「何が神だ…何が全知全能だ…そんなものがいるなら、神も宗教もない世界に生まれ変わらせてみろよ…そしたら普通に友達も作って楽しく…ハハ…なんてな……」

願いが叶ったのか、小さな村に流行りの異世界転生をしたユキトは、魔法と言った概念はなく、定番のチート能力も無かったもの、気のいい友達にも恵まれ、今の暮らしに満足していた。

しかも、この世界では魔法どころか、神や宗教・信仰と言ったスピリチュアルな概念すらも存在しない世界であり、前世の影響により神や宗教に関わりたくないユキトとしては、理想の世界だった。

そんなユキトだったが、神が存在しない事で起こる国の真相や村の真実に少しずつ気付いていく……

ここまでの話をまとめると、『神無き世界のカミサマ活動』は、前世で散々な目にあった主人公が異世界転生をきっかけに楽しい人生を過ごしていくように見えますが、実はこの物語はシリアスな部分も含まれています。

それでは、なぜ『神無き世界のカミサマ活動』がつまらないと言われているのか?どのようなポイントが魅力的に感じられるのか?について詳しく紹介して行きます。

『神無き世界のカミサマ活動』つまらないと言われる理由

まず初めに、この物語はジャンルとして、異世界ファンタジー要素を取り扱った作品です。

ここでは、基本的にTwitterで多く見られたつまらないと感じる感想をまとめていますが、「異世界ファンタジーが好きではない」、「声優が好きではない」などのような感想は除いているのでご了承ください。

では、つまらないと言われている理由について紹介して行きます。

つまらない理由①:雑CG・雑コラ

明らかに違和感を感じ取れるCG作画や実写を用いたコラ画像に注目されていたので、いくつか紹介すると以下のような物があります。

©2023 朱白あおい,半月板損傷/ヒーローズ/カミカツ製作委員会
©2023 朱白あおい,半月板損傷/ヒーローズ/カミカツ製作委員会
©2023 朱白あおい,半月板損傷/ヒーローズ/カミカツ製作委員会

見るからに雑なCGですが、その中でも特に注目されていたのが、3枚目の実写コンバインでした。

この時点で、既に観るのを辞めようと考える方もいるかも知れません。

ですが、正直な話をすると、CGに対して批判するコメントよりも、称賛されるコメントの方が多いです。

なぜか?については魅力を伝える際に紹介しているので、是非最後まで観て頂きたいです。

つまらない理由②:低予算で制作されている

studioぱれっとは、小規模なアニメ制作会社であり、単独で制作するのは今回が初めてとなるため、TVアニメ化が決まった時点で、ある程度作画が乱れることは仕方ないかも知れません。

そもそも、なぜ低予算で制作されているとわかるのか?については以下の事から低予算で制作されている事がわかります。

・同じ絵を何度も使いまわしている

・描画枚数の量

・明らかに雑に作られているCGや実写コラ

・作画コストを下げるために使われるドット絵の演出

低予算というイメージがつまらないアニメと言った印象を結び付けているようでした。

つまらない理由③:展開が早い

アニメに置いて、展開の早さは重要です。

早すぎれば、情報を詰め込み過ぎて感情移入がしずらくなり、反対に遅ければ、視聴者を飽きさせる展開にもなりかねません。

そして、『神無き世界のカミサマ活動』は、展開が早いと感じる方もいるそうです。

展開が早い事で、「テンポがちょうどいい」と感じる方もいれば、「少し内容が理解出来なかった」と幅広い感想がありましたが、このアニメのシリーズ構成・脚本を担当しているのは、原作者本人です。

原作通りという訳ではありませんが、原作者自身が大事な所を選ぶだけではなく、こうした方が面白いのでは?と言った原作とのちょっとした違いも見られました。

それでも、展開が早いのは苦手だと感じる方には原作をオススメします。


神無き世界のカミサマ活動(1) (ヒーローズコミックス)

『神無き世界のカミサマ活動』つまらない理由まとめ

つまらない理由をまとめると、

・雑CG・雑コラ

・低予算で制作されている

・展開が早い

このように感じている方が多くいました。

ですが、この時点で気付いた方もいると思いますが、物語の内容に関してつまらないと言われる訳ではなく、アニメ化にあたる制作側に対しての感想が多かったです。

『神無き世界のカミサマ活動』の魅力

ここからは『神無き世界のカミサマ活動』の魅力について解説して行きますが、まずはじめに、この物語を深く知ってもらうため、ここからは若干のネタバレが含まれています。

※大きなネタバレは含まず、ある程度オブラートに包んでいますが、それでもネタバレが嫌な方はブラウザーバックを推奨します。

魅力①:低予算であるながら工夫して作られている

つまらない理由では、CGや低予算制作などを取り上げましたが、SNSでは、低予算でありながらも工夫して制作されている事がとても評価されていました。

具体的には

・ギャグシーンは雑でも、戦闘シーンや色気シーンの大事な所の作画は丁寧に描かれている

・EDにも、ドット絵が使われているけど、毎回演出が変わっている

・戦闘シーンのCGを観て今までのCGがネタだとわかる

・作画負担をギャグとして振り切っている

などから評価されています。

アニメ化にあたり全ての作画や細かい要素までも完璧にするのが理想ですが、低予算で制作するにあたり中途半端な完成度になるのは恐らく目に見えていたのでしょう。

そこで、中途半端なできになるくらいなら、ギャグは雑になっても、大事な所は丁寧に描こうとしているstudioぱれっとの想いが、観ている側にも感じ取れる出来栄えとなっていました。

 
メイト先生
限られた中でも、最善を尽くそうとするstudioぱれっとが制作するアニメの今後の作品にも期待したいですね。

魅力②:シリアス展開

ここでようやく、『神無き世界のカミサマ活動』の中身についても触れていきたいと思います。

まず初めに、この物語を異世界転生モノとして観ればいいのか?シリアスとして観るのが正解なのか?どのような目線で観るのが正解に関しては、ギャグとして観るのが一番正解です。

ですが、ギャグだけではなく、シリアスにも目を向けることで物語を深く楽しめます。

具体的なシリアスに関してはネタバレになるのであまり深く追求しませんが、あらすじの最後に書かれた、「神が存在しない事で起こる国の真相や村の真実に少しずつ気付いていく」について少し補足説明をさせて頂きます。

主人公のユキトが転生した国では、一つの制度があります。

それは終生制度と言って、国からの指示で自ら命を絶つ決まりがありました。

そして、ユキトが暮らしていた村は、終生を恐れた事で国から異常者と決めつけられ、忌み嫌わるカクリの住人であり、ある日突然終生を強制されてしまう人々でした。

衝撃的などんでん返し展開もあるので、気になる方は是非ご自身の目で確かめてみて下さい。

魅力③:入り乱れるギャグ・シリアス・色気

ここでは紹介していませんが、この物語に登場するダキニというキャラクターの声優をしている高橋李依さんも「なんだこのアニメ」と感じるほど、色々ぶっ飛んだこのアニメ。

話のスケールが壮大に広がって行く中、ギャグ・シリアス・色気の3つの要素がこの物語を盛り上げていますが、ただ一点集中するのではなく、温度差の激しい展開の移り変わりが魅力的です。

ギャグからシリアスに突き落としたり、その逆もあったりと、この3つの要素をふんだんに使われているので、中々飽きない展開になっています。

魅力④:個性豊かなキャラクター

ここまでの話の内容では、主人公の卜部 征人(うらべ ゆきと)以外には触れて来ませんでしたが、主人公以外にも個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。

簡単にいくつかのキャラクターを紹介すると、

重度の妄想癖の持ち主、性転換された騎士、クズ思考な主人公、微ヤンデレの看板娘、「ヤりたいよーにヤる」をモットーにしているギャルなどが登場します。

個性豊かというより頭がおかしいキャラと言った方が正解かも知れませんが、いくつか挙げました。

ひねくれたキャラクター達がギャグ要素と色気要素がマッチしているので、刺さる方にはめちゃくちゃ刺さります。

まとめ

今回は、2023年4月から新しく放送されたアニメ『神無き世界のカミサマ活動』について、どのような内容なのか?つまらないと言われる理由と物語の魅力について、紹介させて頂きました。

まとめると、『神無き世界のカミサマ活動』がつまらないとされる理由は以下の3つです。

・雑CG・雑コラ

・低予算で制作されている

・展開が早い

一方、この物語の魅力では、以下の4つが挙げられます。

・低予算であるながら工夫して作られている

・シリアス展開

・入り乱れるギャグ・シリアス・色気

・個性豊かなキャラクター

内容に深くかかわってくるネタバレを避けたため、大雑把な説明になっていた所もあるかもしれませんが、いかがだったでしょうか?

はたから見ると、雑に制作されたアニメに観えるかも知れませんが、その実態は工夫に工夫を重ねて制作された事で、視聴者からはかなり評価されている作品です。

私もアニメをきっかけに原作を一気読みしましたが、とにかくギャグが面白かったです。

色気シーンも多いため、苦手な方にはオススメ出来ませんが、ギャグ系の作品が好きな方にはとてもオススメの作品になっています。

この記事を読んだことで、『神無き世界のカミサマ活動』』に興味を持っている方がいてくれると幸いです。

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