『彼女が公爵邸に行った理由』つまらないと言われる理由と魅力をネタバレなしに徹底解説

©Whale・Milcha 2017/D&C WEBTOON Biz/「彼女が公爵邸に行った理由」製作委員会

2023年4月から、春アニメとして『彼女が公爵邸に行った理由』が放送開始されました。

 
メイト先生
この物語は、浪人して遂に志望大学に合格した花咲 凛子(はなさき りんこ)が、屋上から何者かに突き落とされたことで、ファンタジー小説の脇役の貴族令嬢、レリアナ・マクミランとして、転生するお話です。

韓国の小説・漫画が原作であり、ジャンルとしてはファンタジーや恋愛の他に、小説の死亡する脇役キャラクターとして転生するため、悪役令嬢モノが近いです。

漫画版は完結していませんが、小説は既に完結し、評価はとても高い作品です。

しかし、アニメが放送されてからのSNSの評価は少し雲行きが怪しいため、視聴をためらっている方も多いと思います。

今回は、『彼女が公爵邸に行った理由』の視聴を考えている方に向けて、つまらないと言われる理由と、この物語の魅力を最小限のネタバレに留めた上で紹介します。

・つまらないと言われる理由を知りたい方
・ネタバレなしにどのような物語か知りたい方
・物語の魅力を知りたい方

結論だけ知りたい方のために、つまらないと言われる理由と、この物語の魅力を先に紹介すると以下の通りです。

つまらないと言われる理由

  1. 細かい所の作画が雑で、枚数も少ないためカクカク
  2. テンポが速いため、感情移入が難しい

物語の魅力

  1. ・韓国小説が描く恋愛模様
  2. ・シリアス・サスペンス要素
  3. ・進むにつれ面白くなるヒートアップ作品

具体的な理由に関しては、下記で紹介しています。

さっそく紹介して行きたいところですが、紹介する前に『彼女が公爵邸に行った理由』について簡単に知ってもらうため、基本情報とあらすじを紹介します。

『彼女が公爵邸に行った理由』とは?

『彼女が公爵邸に行った理由』は、韓国の小説家であるMilchaさんによって描かれた恋愛ファンタジー小説です。

韓国で、2016年9月から小説として発表され、小説は既に完結しています。(全3巻+外伝)

日本では、小説完結後の2018年10月から2021年5月にかけて漫画・小説アプリ「ピッコマ」により連載されましたが、漫画版は出版が続いており、2023年6月時点で9巻までが出版されています。

『彼女が公爵邸に行った理由』は、韓国が原作のアニメですが、韓国発のアニメをいくつかピックアップすると、「整形水」、「神之塔」、「NOBLESSE -ノブレス-」などがあります。

2022年7月にアニメ化が決定し、アニメーション制作を担当する会社は、「颱風グラフィックス」に決まりました。

「颱風グラフィックス」は、中々聞き覚えのない制作会社ですが、「戦刻ナイトブラッド」、「One Room」、「Room Mate」なども制作しています。

それでは、もう少し詳しく知るために『彼女が公爵邸に行った理由』はどういった内容のアニメなのか?についてあらすじを紹介させて頂きます。

『彼女が公爵邸に行った理由』あらすじ

浪人生活を送っていた花咲 凛子(はなさき りんこ)は、ついに志望大学に合格する。

喜んでいた凛子だったが、何者かに話しかけられ振り向くと、屋上から突き落とされる。

目を覚ますとそこは、かつて読んだことのあるファンタジー小説の世界であり、貴族令嬢のレリアナ・マクミランとして転生していた。

しかし、小説の中のレリアナ・マクミランは、ただの脇役であり近いうちに命を落とす予定のキャラクターだった。

2度目の死を回避するため、全ての元凶である婚約者と婚約破棄を目論む。

中々上手く婚約破棄が出来ない事を悟った彼女は、この国の公爵であり、小説の主人公であるノアボルステア・ウィンナイトを利用することに決めるが……

この物語のメインキャラクターは、レリアナ・マクミランノアボルステア・ウィンナイトです。

声優を担当するのは、レリアナ・マクミランが宮本侑芽さん、ノアボルステア・ウィンナイトが梅原裕一郎さんです。

『彼女が公爵邸に行った理由』は女性人気がとても高い作品になっており、恋愛の観点から観ると女性の方が楽しめますが、内容は男女問わず楽しめる内容になっています。

それでは、メインテーマのつまらないと言われている理由と魅力的なポイントについて詳しく紹介して行きます。

『彼女が公爵邸に行った理由』つまらないと言われる理由

まず初めに、この物語はジャンルとして、恋愛ファンタジー要素を取り扱った作品です。

ここでは、基本的にTwitterで多く見られたつまらないと感じる感想をまとめていますが、「恋愛ファンタジーが好きではない」、「声優が好きではない」などのような感想は除いているのでご了承ください。

では、つまらないと言われている理由について紹介して行きます。

つまらない理由①:作画が微妙

『彼女が公爵邸に行った理由』のアニメーション制作を担当しているのは、前述にもあった通り「颱風グラフィックス」ですが、作画に関して賛否両論に評価が分かれていました。

悪いと感じている方の感想では、「動きがコマ送りみたいにカクカク」、「塗りが甘い」、「小道具など細かい所が雑」と言った感想。

良いと感じる方の感想では、「目の描き方がキレイ」、「少女漫画風の作画が良い」と観る人それぞれにより感じ方が異なっていました。

私も実際にアニメを観ましたが、キャラクターに力を入れている印象を抱きましたが、あまり目の入らない細かい所は少し雑であり、枚数も他のアニメに比べて少ないと感じました。

作画が気になってしまう場合は、漫画ではフルカラーで描かれているため、漫画で観るのもアリだと思います。


彼女が公爵邸に行った理由 1 (piccomics)

つまらない理由②:テンポが速い

テンポが遅いと、展開のもどかしさを感じ、逆に速いとキャラクターに感情移入をしにくいため、アニメに取ってテンポはとても重要です。

『彼女が公爵邸に行った理由』では、テンポは少し速く、上手く感情移入できない事から主人公の考えの理解に難しく感じる方や展開が速く思考が置いてかれている方がいるようでした。

原作はテンポがゆっくりで読みやすいですが、アニメでは特に1話に詰め込み過ぎているため、アニメから入る新規の方には、1話切りする方も多くいました。

テンポをゆっくりにすれば、もう少し多くの方に視聴されていたかも知れません。

しかし、テンポが早く進むことに理由があり、詳しくは魅力で解説しますが、この作品が進むにつれ盛り上がる展開になっているからだと考えられます。

原作は小説3巻で完結のため、アニメワンクールで終わりそうな気もしますが、展開が速いと言われる今のペースでも12話には収まりきらないです。

2期を見通してこの展開のテンポにしている可能性はありますが、現状では円盤売り上げも微妙な空気になっているので、残念ながら2期が来ることはあまり期待は出来なそうです。

つまらないと言われる理由まとめ

つまらないと言われる理由をまとめると以下のようになります。

・細かい所の作画が雑で、枚数も少ないためカクカク
・テンポが速いため、感情移入が難しい
この二つが多く観られた感想になりますが、その他には「転生系や悪役令嬢系が好きではない」、「ノアボルステア・ウィンナイトの声が想像と違っていた」などの感想もありました。
ですが、つまらないと感じる理由を観てわかるように、問題があるのは作画やテンポであるため、内容が面白くないと感じている方はあまりいませんでした。
そのため、つまらないと言われる理由は、原作の内容が悪いのではなく、作画やテンポや展開の悪さから、悪評が目立っていることが原因でした。
では実際に『彼女が公爵邸に行った理由』のどういった要素が面白いと感じるのか?について魅力を探って行きたいと思います。

『彼女が公爵邸に行った理由』の魅力

ここからは『彼女が公爵邸に行った理由』の魅力について解説して行きますが、まずはじめに、この物語を深く知ってもらうため、ここからは若干のネタバレが含まれています。

※大きなネタバレは含まず、ある程度オブラートに包んでいますが、それでもネタバレが嫌な方はブラウザーバックを推奨します。

魅力①:恋愛

原作は少女漫画ではなく韓国小説です。

少女漫画のような展開やビジュアルをしているため、間違われやすいですが、進むにつれて全く異なっていることに気付くと思います。

ですが、ジャンルとしては「恋愛」も含まれているため、韓国小説が描く恋愛模様について触れたいと思います。

あらすじの今後の流れとして、主人公のレリアナ・マクミランは、婚約者と婚約破棄をするため、婚約者より高い家門と爵位を持つノアボルステア・ウィンナイトを利用することを考えます。

お互いの思惑のため、6か月間だけ婚約者のフリをする取引は成立しますが、レリアナを不審に思うノアは、何者か暴こうとします。

恋愛から始まる展開ではなく、お互いの印象が悪い中から徐々に親密になっていく展開になっています。

進むにつれて、恋愛要素も増えていくので、少女漫画が好きな方には嬉しいシーンがたくさんあると思いますが、甘々ばかりな展開ではないことは少し注意が必要です。⇓

魅力②:シリアス・サスペンス

少女漫画や悪役令嬢モノと明らかに異なっていると感じるのが、シリアス・サスペンス要素が存在することです。

物語の始まりとしては、現実世界で何者かにより屋上から突き落とされて転生する流れですが、突き落とした人物が何者なのか?がこの物語の最大の謎です。

転生系の物語では、転生理由は適当に書かれることが多いため、この作品でもそうなのかな?と考えてしまいますが、突き落とした正体は今後のストーリーに大きく関わってきます。

現実世界だけでなく、転生後も命を狙われ、生死に関わる緊迫した場面が何回も登場するため、観ていて飽きない展開になっていると思います。

恋愛のみを望む方にはあまりオススメできませんが、緊迫した場面や今までの悪役令嬢モノに飽きてきた方には刺さる内容だと思います。

魅力③:進むに連れて面白くなる

決して序盤は面白くないという訳ではありませんが、この物語は主人公の気持ちに深入りすればするほど面白く、展開自体も徐々に盛り上がるヒートアップ作品です。

最初は、自分が生き残るために周囲を利用する主人公を好きになれないかも知れませんが、ノアに恋心を抱いてからのレリアナの心情の切なさを理解すると、より楽しめます。

そして、恋愛模様だけではなく、シリアス・サスペンス要素も後半に盛り上がって行きます。

恋愛とシリアス・サスペンスのバランスがうまい具合に噛み合っているので、気になる方はぜひ視聴してみてはいかがでしょうか?

『彼女が公爵邸に行った理由』を観ることが可能な動画配信サービスはこちらで紹介しています。⇓

【2023年春アニメ】視聴可能な動画配信サービスとおすすめサブスクを徹底比較!

動画配信サービスも紹介しているので、サブスク選びに迷っている方にもオススメです。

まとめ

今回は、2023年4月から新しく放送されたアニメ『彼女が公爵邸に行った理由』について、どのような内容なのか?つまらないと言われる理由と物語の魅力について、紹介させて頂きました。

まとめると、『彼女が公爵邸に行った理由』がつまらないとされる理由は以下の2つです。

・細かい所の作画が雑で、枚数も少ないためカクカク
・テンポが速いため、感情移入が難しい

一方、この物語の魅力では、以下の3つが挙げられます。

・韓国小説が描く恋愛模様
・シリアス・サスペンス要素
・進むにつれ面白くなるヒートアップ作品

内容に深くかかわってくるネタバレを避けたため、大雑把な説明になっていた所もあるかもしれませんが、いかがだったでしょうか?

この物語の主人公は、小説の脇役キャラとして転生しますが、小説の中でメインヒロインとなっているベアトリスは序盤では登場せず、もう少し後に登場します。

私が初めて読んだ時の印象としては、小説の中のメインヒロインなのに登場おそっ!と感じました。

のちに登場するベアトリスですが、物語に関わる重要キャラクターなので、焦点を当てて観ても面白いと思います。

この記事を読んだことで、『彼女が公爵邸に行った理由』に興味を持っている方がいてくれると幸いです。


彼女が公爵邸に行った理由 1 (piccomics)
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