『ラス為』つまらないと言われる理由と魅力をネタバレなしに徹底解説

2023年7月から、夏アニメに『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。(ラス為)』が放送されました。

 
メイト先生
この物語は、前世の記憶を取り戻した悪役令嬢がこの先に起こる悲劇から民を守り抜くために、奮闘するお話です。

「はめふら」をきっかけに悪役令嬢系の作品が世に認知されるようになりましたが、『ラス為』も悪役令嬢系の作品になります。

最近では、悪役令嬢系の作品が溢れているため、飽きている人も多いですが、『ラス為』はどのような評価をされているのでしょうか?

今回は、『ラス為』の視聴を考えている方に向けて、つまらないと言われる理由と、この物語の魅力を最小限のネタバレに留めた上で紹介します。

・つまらないと言われる理由が知りたい方
・この作品の魅力を知りたい方
・『ラス為』を視聴するか迷っている方

結論だけ知りたい方のために、つまらないと言われる理由と、この物語の魅力を先に紹介すると以下の通りです。

つまらないと言われる理由

  1. 戦闘シーンの作画が微妙
  2. 展開が駆け足

物語の魅力

  1. 今までにない悪役令嬢作品
  2. 悲劇を断つため奮闘するプライド様
  3. 丁寧に描かれる心理描写

具体的な理由に関しては、下記で紹介しています。

つまらない理由と魅力の前に『ラス為』について、簡単に基本情報とあらすじについて簡単に紹介します。

『ラス為』とは?

『ラス為』は『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』の略称で天壱先生(原作)、鈴ノ助先生(作画)により描かれた悪役令嬢×異世界ファンタジーです。

2018年4月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が始まり、小説は6巻、漫画は3巻までが刊行されています。(小説の7巻は2023年8月発売予定)

2022年10月にアニメ化制作発表があり、アニメーション制作を担当するのは「OLM」に決まりました。

「OLM」の製作したアニメは「異世界食堂2」、「異世界美少女受肉おじさんと」、『ラス為』と同時期に放送された「ダークギャザリング」などがあります。

「OLM」の作画に関しては、制作チームにより異なっているため、アニメ毎に評価は変わってきますが、『ラス為』の作画については、良い部分と悪い部分があるようでした。(詳しくは後ほど)

『ラス為』あらすじ

「もし・・・私が最低な女王になったら、私を殺してね」

8歳の王女ブライド・ロイヤル・アイビー。そんな彼女は気付く。

前世は日本の一般的な家庭に生まれた、どこにでもいる普通の少女。

そして今は乙女ゲームの極悪非道ラスボス女王なのだと・・・。

転生していたのは、乙女ゲーム「君と一筋の光を」の世界。

ゲームのストーリーで、プライドは国と民を苦しめる最悪の女王となる。

そんなラスボスだと気付いた彼女は、ゲームをやりこんだ記憶を頼りに、自分にしかできない”悲劇の回避”を目指す。

これから起こる悲劇を回避し、登場人物みんなが幸せになれる世界を目指すため、国のために、民のために全力を尽くしていく、ハイスペック悪役王女のラスボス回避ファンタジー。

天壱・一迅社/ラス為製作委員会 2023

あらすじだけを読むと、「はめふら」のような展開なのかな?と感じてしまう人も多いかもしれませんが、実際は異なります。

悪役令嬢系の作品は、悪役令嬢に転生した所から始まることが多いですが、『ラス為』は前世の記憶を取り戻した所から始まります。

この設定が『ラス為』を盛り上げる大きな要因の一つになっていますが、魅力を紹介する前につまらないと言われる理由から紹介していきます。

『ラス為』つまらないと言われる理由

まず初めに、この物語はジャンルとして、悪役令嬢やファンタジーを取り扱った作品です。

ここでは、基本的にSNSで多く見られたつまらないと感じる感想をまとめていますが、「悪役令嬢系が好きではない」のような感想は除いているのでご了承ください。

では、つまらないと言われている理由について紹介して行きます。

つまらない理由①:戦闘シーンの作画が微妙

アニメに置いて重要な部分となる作画ですが、戦闘シーンの作画が微妙なようでした。

戦闘シーン以外の通常の作画に関しては、それほど問題にはなっていませんでしたが、動きのある部分の作画にはほころびがあります。

『ラス為』は悪役令嬢系のため、戦闘はあまり重要ではないのでは?と考える人もいると思いますが、主人公のプライド様が戦うシーンが好きな人も多く、原作では丁寧に描かれています。

話数が進むにつれ作画も悪化している部分が目立つようなので、作画を気にしてしまう人には原作をオススメしますが、動きが少ない感動シーンやシリアスシーンなどの演出や作画には力を入れている印象を受けました。

つまらない理由②:展開が駆け足

『ラス為』は、アニメ3話分を漫画1巻分のペースで進んで行くため、他のアニメと同じくらいの進行ペースです。

しかし、アニメの展開が速いと言われており、原作では感情移入出来てもアニメでは出来ない人もいるようです。

他のアニメと同じ進行ペースですが、実は『ラス為』の原作は内容がギッシリ詰まっています。

そのため、ある程度原作を忠実に再現されていますが、カットされている部分もあり、原作でしかわからない部分もたくさんあります。

切り良く1クール終わらせるために、駆け足にしている理由も分かるため、カットせざるを得ない状況になっているのだとは感じますが、原作の方が感情移入できるのは事実です。

アニメを観て登場するキャラクターについて理解を深めたいと感じた人は、アニメを観た後に原作を読むとより理解できると思います。

『ラス為』の魅力

ここからは『ラス為』の魅力について解説して行きますが、まずはじめに、この物語を深く知ってもらうため、ここからは若干のネタバレが含まれています。

※大きなネタバレは含まず、ある程度オブラートに包んでいますが、それでもネタバレを避けたい方はブラウザーバックを推奨します。

魅力①:今までにない悪役令嬢作品

前述にもありましたが、『ラス為』は悪役令嬢に転生するのとは少し異なり、8歳の時に前世の記憶を思い出す所から始まります。

前世では、乙女ゲーム「君と一筋の光を」を久々にプレイしようとしたら交通事故で転生したことを思い出します。

ここまでは、どこにでもある始まり方ですが、自分が転生したプライドが非道の限りを尽くす残虐なキャラクターであり、ゲーム通りに進んでいることを知ります。

ただ単に転生ではなく、自分が残虐非道なキャラクターだったことを思い出す設定にしたことで、主人公により共感しやすくなっており、アニメではプライドの声を担当しているファイルーズあいさんの演技も素晴らしかったです。

魅力②:悲劇を断つため奮闘するプライド様

悪役令嬢になった主人公に待ち受ける結末は最悪なBADENDが悪役令嬢モノの鉄則であり、BADENDに繋がるフラグを回避するために奮闘する様子が描かれています。

『ラス為』でも同じように悲劇をさけるために奮闘するプライド様が描かれていますが、プライド様は少し特殊で、タイトルにもある通り、民の悲劇を避けるために奮闘します。

自分のためと言うよりかは、自分が残虐非道な扱いをした人やこれからしたであろう人々の悲劇を断つために奮闘します。

他の人物を思い行動するプライド様は一味違う悪役令嬢キャラクターであり、観れば観るほど好きになってしまう魅力的なキャラクターです。

魅力③:丁寧に描かれる心理描写

ストーリー内では、プライド様がどのような残虐非道なことを行っていたかが明かされます。

プライド様以外のキャラクターも、それと同様にプライド様に何をされてきたのか、何をされるのか、過去にどのようなことがあったのかを知ることが出来ます。

主要キャラクターからあまり登場しないキャラクターの心理描写が丁寧に描かれているため、感情移入できるのがこの作品の魅力の一つになっています。

しかし、つまらないと言われる理由にもあった通り、アニメ版では原作とは違い展開が少し駆け足になっているので、省略されている場面もあります。

そのため、原作の方がより感情移入できる人が多いと思いますが、アニメではカットされる場面はあるもの、心理描写には力が入っているため、アニメで感情移入する人は多く観られました。

以上3つの魅力を紹介しましたが、『ラス為』を含めた2023年夏アニメを視聴可能なサブスクリプションに関しては下記の記事で紹介しています。

おすすめのサブスクリプションや無料でアニメを観る方法も紹介しているので、アニメで視聴を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

【2023年夏アニメ】視聴可能な動画配信サービスとおすすめサブスクを徹底比較!

まとめ

今回は、2023年7月から放送されたアニメ『ラス為』について、どのような内容なのか?つまらないと言われる理由と物語の魅力について、紹介させて頂きました。

まとめると、『ラス為』がつまらないとされる理由は以下の2つです。

・戦闘シーンの作画が微妙
・展開が駆け足

一方、この物語の魅力は、以下の3つです。

・今までにない悪役令嬢作品
・悲劇を断つため奮闘するプライド様
・丁寧に描かれる心理描写

内容に深くかかわってくるネタバレを避けたため、大雑把な説明になっていた所もあるかもしれませんが、いかがだったでしょうか?

以上のことからまとめると、『ラス為』は戦闘作画や展開が駆け足ですが、あくまでアニメ限定であり、内容自体に関わるつまらないと言われる理由は少なかったです。

悪役令嬢系が好きな人はもちろん、マンネリ化してきた人にも、今までにない悪役令嬢系の作品であり、心理描写が丁寧に描かれています。

アニメと原作の場合、心理描写がより丁寧に描かれている原作の方がオススメですが、アニメの心理描写や声優の演技は素晴らしいので試しに観て観てはいかがでしょうか。

この記事を読んだことで、『ラス為』に興味を持つ方がいてくださると幸いです。


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