『マイホームヒーロー』つまらないと言われる理由と魅力をネタバレなしに徹底解説

©山川直輝・朝基まさし・講談社/「マイホームヒーロー」製作委員会

2023年4月から、春アニメとして『マイホームヒーロー』が放送開始されました。

 
メイト先生
この物語は、財産相続をきっかけに半グレ組織に狙われた家族の夫が、愛する家族を守るため人を殺めたしまったことをきっかけに様々な厄介ごとに巻き込まれていくお話です。

累計部数は275万部を突破している人気作ですが、SNSでは「つまらない」、「原作と違う」など批判的な感想も耳にします。

今回は、『マイホームヒーロー』の視聴を考えている方に向けて、つまらないと言われる理由と、この物語の魅力を最小限のネタバレに留めた上で紹介します。

・つまらないと言われる理由が知りたい方
・この作品の魅力を知りたい方
・『マイホームヒーロー』を視聴するか迷っている方

結論だけ知りたい方のために、つまらないと言われる理由と、この物語の魅力を先に紹介すると以下の通りです。

つまらないと言われる理由

  1. 内容は面白いのに作画が残念
  2. アニメでは難しい表現が多い
  3. 主人公と奥さんがサイコパスで怖い

物語の魅力

  1. 頭脳戦
  2. 期待を裏切る展開
  3. 家族愛をテーマに描かれている

具体的な理由に関しては、下記で紹介しています。

つまらない理由と魅力を紹介する前に『マイホームヒーロー』について、簡単に基本情報とあらすじから先に紹介します。

『マイホームヒーロー』とは?

『マイホームヒーロー』は、山川直輝先生(原作)と朝基まさし先生(作画)によって描かれたサスペンス漫画です。

※山川直輝先生原作の他作品は「100万の命の上に俺は立っている」

※朝基まさし先生作画の他作品は「でぶせん」「サイコメトラー」など。

青年漫画を取り扱う「週刊ヤングマガジン」で2017年26号として連載が始まり、完結はしておらず21巻までが刊行されています。(2023年6月時点)

2022年6月にアニメ化が公表され、「手塚プロダクション」がアニメーション制作を担当することに決まりました。

「手塚プロダクション」は作画に関して、あまり評判が良い会社ではなく、2019年1月に放送された「五等分の花嫁」では、作画が酷いと呟かれていました。

『マイホームヒーロー』と同時期に放送開始された「女神のカフェテラス」のアニメーション制作を担当していましたが、1話から作画が崩れていたため問題視されていました。

「女神のカフェテラス」について詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。⇓

『女神のカフェテラス』つまらないと言われる理由と魅力を徹底解説

次に『マイホームヒーロー』はどのような物語なのか?についてあらすじを紹介します。

『マイホームヒーロー』あらすじ

愛する妻鳥栖 歌仙(とす かせん)と大学生の娘鳥栖 零花(とす れいか)を持つ47歳のサラリーマン鳥栖 哲雄(とす てつお)はどこにでもあるような、平穏な家庭を築いていた。

一人暮らしをしている零花と久しぶりに会うことになった哲雄だったが、誰かに殴られたような跡が付いた顔に口出しすると、機嫌を悪くした零花はファミレスを抜けて帰ってしまう。

哲雄は、推理小説オタクだったため冗談のつもりで言ったつもりだったが、ファミレス帰りに零花の話をするガラの悪い人達を目撃する。

零花の彼氏が悪い男なのか真偽を確かめるためこっそり跡をつけるが、仲間に見つかった哲雄は暴力を受けた挙句、身元を特定され脅されてしまう。

怒りと零花の危機を感じた哲雄は、妻が持っていた零花の部屋の合鍵を借り、彼氏について調べることにするが、調べている最中に零花の彼氏と思われる人がやってきたため、咄嗟に隠れる。

盗み聞きをしている最中、彼氏と思われる男が元カノを二人殺し零花を殺そうとしている事を知り、愛する家族を守るため殺害する……

幸せだった家庭が半グレ組織に目を付けられたことで、愛する家族を守るため殺してしまう衝撃的なスタートから物語が本格的に始まって行きます。

それでは、メインテーマのつまらないと言われている理由と魅力的なポイントについて詳しく紹介して行きます。

『マイホームヒーロー』つまらないと言われる理由

まず初めに、この物語はジャンルとして、サスペンス要素を取り扱った作品です。

ここでは、基本的にTwitterで多く見られたつまらないと感じる感想をまとめていますが、「サスペンスが好きではない」、「声優が好きではない」などのような感想は除いているのでご了承ください。

では、つまらないと言われている理由について紹介して行きます。

つまらない理由①:内容は面白いのに作画が残念

『マイホームヒーロー』のアニメーション制作を手掛けた「手塚プロダクション」は、前述にあった通り作画に関してあまり評判がよろしくない制作会社であり、今回も多くのダメ出しを指摘されています。

作画の枚数が少ないことやキャラクターデザインが原作と異なるため、「低予算で制作されている」「原作は面白いのに作画が終わっている」などの声が集まっていました。

決して大きな作画崩壊があるわけではないですが、違和感を感じてしまう描写がいくつもあり、コストカットをされたことで安っぽく見えてしまいます。

作画以外に関しても、指摘されていた部分がありましたが、次に紹介します。

つまらない理由②:アニメでは難しい表現が多い

アニメとドラマの大きな違いは、現実にはない世界観を自由に描けるのがアニメの特徴であり、雰囲気や表情変化・動作をリアルで正確に伝えられるのがドラマです。

サスペンスを主体としたこの作品では、臨場感をより味わえるドラマの方が理想的とされています。

とはいえ、サスペンス主体のアニメでも、「サマータイムレンダ」「僕だけがいない街」など人気作はいくつもあります。

サスペンスアニメを制作する際に重要になる部分は、ドラマに負けないくらいリアルな雰囲気や表情変化・動作を描く必要があるため、コストカットで制作された『マイホームヒーロー』は、ハラハラ感が薄れてしまい、不人気な理由の一つになっています。

『マイホームヒーロー』のアニメ監督を務めた亀井 隆さんもドラマ向きの演出をアニメでどのように表現するかを考え制作を進めていたようですが、やはり低予算で制作された作品を手掛けるのは難しいようです。

そのため、基本的にはアニメより漫画で読む方がよりハラハラする展開を楽しめると思いますが、アニメから観始めて気になったら漫画を読んでみるという形にするのも良いと思います。

『マイホームヒーロー』を視聴できる動画配信サービスは以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

【2023年春アニメ】視聴可能な動画配信サービスとおすすめサブスクを徹底比較!


マイホームヒーロー(1) (ヤングマガジンコミックス)

つまらない理由③:主人公と奥さんがサイコパスで怖い

つまらない理由①と②では、アニメに関する理由でしたが、次に『マイホームヒーロー』の内容に関してつまらないと感じられる理由を紹介します。

娘を守るために殺害をした主人公ですが、家族のためなら殺害や隠蔽なんでも行う様子や殺害現場をみても冷静に立ち振る舞い協力する奥さんがサイコパス味を帯びているため、感情移入できない方もいるようです。

この二人の娘の鳥栖 零花(とす れいか)は、サイコパス感はありませんが、両親に大切に育てられてきたにも関わらず、大学生になった今でも親に反抗している様子が好きになれない方も見られました。

『マイホームヒーロー』の魅力

ここからは『マイホームヒーロー』の魅力について解説して行きますが、まずはじめに、この物語を深く知ってもらうため、ここからは若干のネタバレが含まれています。

※大きなネタバレは含まず、ある程度オブラートに包んでいますが、それでもネタバレを避けたい方はブラウザーバックを推奨します。

魅力①:頭脳戦

この物語の序盤では、サラリーマンVSヤクザで描かれています。

普通に考えた場合サラリーマンの方が圧倒的不利ですが、ミステリー小説で培ったトリックや知恵を使い、絶望的状況をいくつも乗り越えて行きます。

殺してしまった死体をどのように処理するのか、ありとあらゆる手を使って半グレ組織を欺いていきますが、半グレ組織の中でも一際頭が切れる間島 恭一(まじま きょういち)に殺した事を疑われたことで、中々上手く事が運ばなくまります。

序盤ではこの二人の激しい頭脳戦がメインに進行されます。

魅力②:期待を裏切る展開

物語を読み進めていく内に展開が読めてくるかもしれませんが、その予想が裏切られる展開が何度も訪れます。

何とか一段落ついたかな?と思えば次の山が現れるため、常にドキドキハラハラした状態にさせら展開には、思わず息が詰まってしまうほどです。

平穏な生活を送っていた家庭が人を殺めたことで、全てが歪み始めるこの物語。

人を殺めた家族が再び平穏を手にすることはできるのか?その道中には予想を超えるが何度も訪れます。

臨場感を楽しむのも良いですが、先の展開に繋がる伏線も隠されているため探しながら観るのも楽しめると思います。

魅力③:家族愛をテーマに描かれている

サスペンスに目を向けがちですが、サスペンスの他に家族愛も描かれています。

『マイホームヒーロー』のオープニングテーマ曲は、藤川千愛さんによる「愛の歌」ですが、そのタイトルに「愛」とあるように、この先の展開には家族愛が絡んできます。

これは主人公の家族、鳥栖一家もそうですが、殺害してしまった人の父親も息子を溺愛している人であり、頭脳戦を繰り広げる相手の間島 恭一(まじま きょういち)も家族と叶えたい夢があります。

暴力や詐欺を頻繁に行う半グレ組織は確かに悪の存在ですが、人物像を理解すると中々憎めないキャラクターも登場するため、何が正義で何が悪なのかを考えさせられます。

藤川千愛さんの「愛の歌」の歌詞は本編の内容とマッチしているので、ぜひ聴いてみて下さい。

愛の歌/藤川千愛 TVアニメ『マイホームヒーロー』オープニングテーマ

まとめ

今回は、2023年4月から放送されたアニメ『マイホームヒーロー』について、どのような内容なのか?つまらないと言われる理由と物語の魅力について、紹介させて頂きました。

まとめると、『マイホームヒーロー』がつまらないとされる理由は以下の3つです。

・内容は面白いのに作画が残念
・アニメでは難しい表現が多い
・主人公と奥さんがサイコパスで怖い

一方、この物語の魅力では、以下の3つが挙げられます。

・頭脳戦
・期待を裏切る展開
・家族愛をテーマに描かれている

内容に深くかかわってくるネタバレを避けたため、大雑把な説明になっていた所もあるかもしれませんが、いかがだったでしょうか?

一概に、面白いと感じる要素もつまらないと感じる要素も観る方によって多種多様な感想が存在すると思いますが、全体を通した感想をまとめると、つまらないと言われる理由は作画に問題があることがほとんどであり、原作自体はとても評価されています。

気になっている方はアニメと漫画の場合、漫画の方がオススメですが、購入して損することが無いようにアニメから観始めて内容を確かめるのもアリだと思います。

この記事を読んだことで、『マイホームヒーロー』に興味を持っている方がいてくれると幸いです。


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