『わたしの幸せな結婚』の魅力をネタバレなしに徹底解説

2023年7月から、夏アニメに『わたしの幸せな結婚』が放送開始されます。

 
メイト先生
この物語は、良家の娘にして使用人以下の扱いを受けていた少女が、政略結婚として冷酷無慈悲と有名なエリート軍人の元に嫁がされた事をきっかけに始まるシンデレラストーリーです。

キャッチコピーは「奇跡の和風シンデレラ・ストーリー」で、舞台は明治・大正時代のような架空の時代

2019年1月に連載が開始され、2023年3月の段階でシリーズ累計発行部数は700万部を超えている人気作です。

完結はしていませんが、小説6巻、漫画4巻までが出版されており、合計10巻にも関わらず約2年ほどの期間で700万部を突破した異例の作品となっています。

今回は『わたしの幸せな結婚』がなぜ人気なのか、人気の秘密になる物語の魅力について最小限のネタバレに留め紹介します。

アニメから観始める方、小説・漫画から読み始める方、どちらにも参考になるので、ぜひ最後までみて行ってください。

・『わたしの幸せな結婚』がどのような内容の話なのか知りたい方
・『わたしの幸せな結婚』の魅力をネタバレなしに知りたい方
・『わたしの幸せな結婚』の漫画やアニメの視聴を考えている方

結論だけ知りたい方のために、この物語の魅力を先に紹介すると以下の通りです。

『わたしの幸せな結婚』の魅力

  1. 不幸から幸せになっていく過程
  2. ファンタジー要素で得られる効果
  3. 女性に苦手意識を持つ久堂 清霞

具体的な理由に関しては、下記で紹介しています。

魅力を紹介する前に『わたしの幸せな結婚』について、簡単な基本情報とあらすじから先に紹介します。

『わたしの幸せな結婚』とは?

『わたしの幸せな結婚』は、小説家の顎木あくみ先生により描かれた作品です。

2019年1月から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が始まり、現在はライト文芸を取り扱う「富士見L文庫」により6巻までが出版されています。(2023年6月現在)

漫画版では4巻までが出版され、スマホアプリ「ガンガン ONLINE」で読むことが可能です。

シリーズ累計発行部数700万部を突破しており、完結はしていません。

2022年4月にアニメ化制作が発表され、アニメーションを制作を担当するのは、キネマシトラスに決まりました。

キネマシトラスの制作したアニメは「盾の勇者の成り上がり」「メイドインアビス」などがあり、作画に関してはとても定評のある制作会社で、PVを観るにかなり期待できそうです。

次に『わたしの幸せな結婚』はどのような物語なのか?についてあらすじを紹介します。

『わたしの幸せな結婚』あらすじ

歴史ある名家で異能者の家系、斉森家。

斉森家の長女として斎森 美世(さいもり みよ)は生まれた。

父には恋人がいたが、特殊な血を少しでも濃く保つように組まされた政略結婚により、父は別れて結婚を承諾した。

愛のない夫婦の間に生まれた美世だったが、父は優しく、母は目一杯可愛がってくれて、はじめは確かに愛されていた。

しかし母が病でこの世を去り、父がかつての恋人と再婚したことで何もかもが変わってしまう。

継母は恋人だった父との仲を引き裂いた女の娘である美世を恨み、異母妹である香耶が生まれ成長するに連れ見向きもしなくなった。

香耶は、美世よりも器量が良く教養もあったうえ、美世にはない異能「見鬼の才(けんきのさい)」まで持っており、継母と共に見下すまでに時間はかからなかった。

十九になった今でさえ、働いても賃金は貰えず、使用人以下の扱いを受けていた美世には、縁談の話はもちろん、家をでることすら出来ないため、日々下僕のように働き続けていた。

そんな美世だったが、斉森家と同じ異能者の家系、辰石家の次男、辰石 幸次(たついし こうじ)だけが、唯一気にかけてくれていた。

そんな中、斉森家の当主(父)に呼び出された美世は、縁談とこの家の今後のことについて話される。

「斉森家は幸次君に婿養子に入って継いでもらうことにした、そして彼の妻としてこの家を支えるのは香耶お前だ。」

美世、お前には嫁いでもらう、嫁ぎ先は久堂家、当主の久堂 清霞(くどう きよか)のところだ。」

もしかしたら唯一心を許せる人と結婚できるかもしれないと淡い希望を抱いていた美世の願いが叶うこともなく、冷酷無慈悲として有名な人物久堂 清霞の元へ嫁ぐことになる………。

 

少し長々なあらすじになりましたが、不幸の連鎖が続き、絶望の淵に立たされた美世清霞と出会ったことで、互いに少しずつ幸せになっていく様子が描かれていることから、シンデレラストーリーと呼ばれる由縁になっています。

詳細は後ほど解説しますが、「見鬼の才(けんきのさい)」などの異能力が登場するファンタジー要素が存在している部分も特徴的な部分です。

『わたしの幸せな結婚』を盛り上げるメインキャラクター、斎森 美世(さいもり みよ)久堂 清霞(くどう きよか)について、もう少し詳しく紹介すると以下のようになります。

斎森 美世(さいもり みよ)

出典:わたしの幸せな結婚

異能を持たずして生まれた少女であり、継母と香耶を中心に幼い頃から酷い扱いを受け続けてきた。

粗末な着物を着用し、ひどくやせ細った体型から分かるように、余所行きの着物は持っておらず、食事にありつけない日もあった。

使用人以下の扱いをされ、女学校には通えない教養で、名家の妻らしい華道や茶道はできないが、炊事・洗濯・掃除などの家事全般はできる。

幼少期の頃に、継母と香耶に母の形見を全て奪われ、取返しに行った結果蔵に閉じ込められたこともあり、目をつけられ文句を言われ始めたら、謝罪以外を口にすることは許されず、即座に謝らなければ嫌がらせや罵倒がひどくなるため、反射的に謝る癖がついている。

久堂 清霞(くどう きよか)

出典:わたしの幸せな結婚

異能持ちの中でも、名家中の名家である久堂家の当主で、爵位を有しており莫大な財産の他、各地に広大な土地を所有している。

帝大出身で卒業後難関の士官採用試験に合格し、帝国内で起こる怪異に関係するあらゆる案件に対処するために設立された対異特務小隊の少佐。

若く立派な人物で財もあるが、豪勢な暮らしではなく、本邸から離れた郊外に質素な別宅を構え、静かに住まう生活を送っており、今まで何人もの女性が三日ともたずに結婚を諦め逃げ出したため、冷酷無慈悲な人物として知れ渡っている。

が、その実態は、質素な家を見て帰る者や怒る者、使用人に媚を売り裏で虐げる者、食事に文句を言う者など、相手を理解しようとせずに、己の意見を通そうとする自惚れた女性に嫌気を差し、破断になっていた。

 

メインキャラクターの二人について紹介しました。

それでは、メインテーマである物語の魅力ついて詳しく紹介して行きます。

『わたしの幸せな結婚』の魅力

ここからは『わたしの幸せな結婚』の魅力について解説して行きますが、まずはじめに、この物語を深く知ってもらうため、ここからは若干のネタバレが含まれています。

※大きなネタバレは含まず、ある程度オブラートに包んでいますが、それでもネタバレを避けたい方はブラウザーバックを推奨します。

魅力①:不幸から幸せになっていく過程

この物語を大きく盛り上げる要素は、何と言っても虐げられてきた不幸な少女が少しずつ幸せになっていくシンデレラストーリーとして描かれていることです。

シンデレラストーリーの特徴と言えば、最終的にはハッピーエンドになることです。

アニメのキャッチコピー「これは、少女があいされて幸せになるまでの物語」と記されている通り、不幸から幸せになっていく過程が描かれています。

『わたしの幸せな結婚』は完結していませんが、シンデレラストーリーは最終的にハッピーエンドを迎えるため、この物語も最終的には幸せになって終わると捉えて問題ないでしょう。

ですが、家族から虐げられてきた美世清霞の元に嫁いだことで幸せになって行くのは間違いないですが、幸せを手にするまでの距離が中々遠く、幸せになる過程に何度も困難が訪れます。

困難を乗り越え幸せになって行くに連れ、継母・異母妹の影響で卑屈になってしまった美世が少しずつ自信を持てるようになり、成長していく過程も見どころです。

魅力②:ファンタジー要素で得られる効果

あくまでラブロマンスをメインに描かれているため、ファンタジー要素は二の次ではありますが、「異能」と呼ばれる特殊能力が登場します。

「異能」は鬼や妖など人ならざるものを倒す力であり、あらすじにもあった「見鬼の才(けんきのさい)」は、鬼や妖など人ならざるものを見ることのできる力のことです。

斎森家や久堂家も数少ない異能持ちの家系であり、美世は「見鬼の才(けんきのさい)」がないことから父からも疎まれるようになります。

「異能」には、念動力、発火能力、水や風を操る、瞬間移動など様々な異能があり、美世の母親も薄刃家の血縁の一人であるため、特殊な力を持っています。

薄刃家の存在は他とはちょっと違い異質な家系であるため、美世も今後深く関わって行くことになります。

数あるラブロマンス作品の中にファンタジー要素を加えた事で、他にはない独自性が備わり、「異能」と呼ばれる特殊能力を持つ家系が登場することから、血筋の持つ意味合いがとてもわかりやすいです。

魅力③:女性に苦手意識を持つ久堂 清霞

美世を中心に幸せになっていく過程が描かれていますが、美世だけではなく、清霞が変わって行く過程に注目するとより楽しめます。

上記で清霞がどのようなキャラクターなのか紹介しましたが、そこにない部分を加えると、彼は女性に対して苦手意識を持っています。

幼い頃から多くの女性に言い寄られうんざりしており、けばけばしく贅沢好きで癇癪持ちの母親を嫌っていたため、女性と距離を置くために本邸から離れて暮らしていました。

そのうえ、結婚候補にまともな女性がいないため呆れていましたが、そこにやってきたのが美世です。

女性に嫌気を差していたため、最初は乱暴な口振りをする清霞ですが、それを淡々と受け取り、何一つ文句を言わない所か物を貰うことに遠慮し、今までの女性とは明らかに違う彼女を観ているうちに、次第に惹かれて行くようになります。

そして女性を避けていた清霞は、当然ながら恋愛不器用であるため、美世に対して上手に立ち回れないこともしばしありますが、不器用なりに接していく内に、自分の気持ちに整理がつくようになっていきます。

清霞美世と出会った事で、変化していく二人の様子をぜひお楽しみください。

以上3つの魅力を紹介しましたが、『わたしの幸せな結婚』を含めた2023年夏アニメを視聴可能なサブスクリプションに関しては下記の記事で紹介しています。

おすすめのサブスクリプションや無料でアニメを観る方法も紹介しているので、アニメで視聴を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

【2023年夏アニメ】視聴可能な動画配信サービスとおすすめサブスクを徹底比較!

まとめ

今回は、2023年7月から新しく放送されたアニメ『わたしの幸せな結婚』について、どのような内容の物語なのか?について魅力を紹介させて頂きました。

まとめると、『わたしの幸せな結婚』の魅力は以下の3つです。

1.不幸から幸せになっていく過程

2.ファンタジー要素で得られる効果

3.女性に苦手意識を持つ久堂 清霞

この作品は、女性に読者が多いライト文芸ですが、忌み嫌われ不幸な目に遭ってきた少女が幸せになるまでを描いたシンデレラストーリーは、男女問わず楽しめる物語の一つになっています。

小説・漫画は累計発行部数700万部を突破する人気作であり、アニメのPVも拝見しましたが、作画、演出、音響、声優さんの演技、どれも完璧だったので、アニメから観ても間違いないと思います。

『わたしの幸せな結婚』を観ようか考えている方の参考になれば幸いです。

小説


わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)

漫画


わたしの幸せな結婚 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)
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